レーザー加工機の調整① - 加工や自作物
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レーザー加工機の調整①

レーザー加工機を引き取ってきてから時間が大分経過してしまった。
昨年から体調を崩してしまい、大学病院での検査が月に2~4日ある。時間は有限なので、どうしても、日々の仕事や家の用事などをこなす時間が減ってしまうよね。

もともとブログの更新頻度が気まぐれだったけど、やっと総務省からの許可も下りたので、ちょこちょこと時間を見つけてはレーザー加工機の調整を始めてみた。

このレーザー加工機は、ハイパワー80Wの組立式CO2レーザー加工機。数年前から気にしていた機械で、部品で購入して各々がマニュアルを参考に組み立てる商品なんだけどね。ネット上の記事や動画を見ていると、機械の動作や精度は組み立てた人の個性が出る所が面白い。

ネットなどを見て回ると、斜めに切れるとか、動かないとかこのレーザー加工機に苦労している人が多い印象を受ける。でもね、面倒を見るから愛着が沸くって側面もあるんだよね。 

今回、譲って頂いた持ち主の方も、『時々、レーザー光が照射されたまま動かなくなってしまう事があって、仕事には使えない』とのことだった。そんな、レーザー加工機だけど、まずは不具合の原因を見つけてみようと思う。

まず、フレームを繋ぐ直角金具の増締めを行った。各金具は正しい直角ではないし接合面が短い。スコヤで直角を見ながら締め付けても、ネジの締め付け具合で変わってしまうので、あきらめて全てをガッチリと締めた。

まあ、考え方とすると『ガッチリ締めるとアルミが潰れて微調整が効かないだろうから、実際に切った具合で調整すべき場所に合わせた金具を作って調整する』って感じかな。

組み上げたフレームとレーザー管の様子
レーザー管

配線の様子① 組み立てマニュアルの通りだけど、通りではない部分もある。
配線①

配線の様子② 不具合がある機械だから動作を確認しながら配線にはフェライトコアとかませる予定。
配線②

Y軸の高さ調整の様子。下部フレームから150mmとの指示なので、150mmに昇降盤で切ったMDFを挟んで高さを固定した。(締め付け後、MDFは取り除く)
Y軸の高さ調整

加工ベットのフラットバーへ揺れ止めを追加する。L字のアルミに既存のアクリル製Bedの溝をケガクのが最初の作業。
アルミバーの補強

作業エリアの前後中央部にビスで止める。
取付位置

右側は追加した振れ止め
取り付け後の様子

振れ止めがないと、ふにゃふにゃなのだ。
ゆがむアルミバー
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